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なんだか時間が経つにつれすごいネザー化して鬱入ってディスってるのでご注意


一つ言っておくとあれだ、私は神って言うものの存在が、もともと嫌いでしてね。
チートすぎて気に食わないんだもん。






私のゲーム経験値は浅いのであれなんですが、龍如とかFFⅩみたいに、天界の様子とかそれぞれの勢力の主張とか世界観をもっとムービーで見せて、その合間にアクションっていう、RPGかアドベンチャー寄りの構成にしてれば仮にストーリーはそのままでもかなり良ゲーになったんじゃないかと言う気はする。
それでシナリオが7人堕天使+ルシフェルラスボス+二週目からマルチエンドとかだったら確実に神ゲーだろう。
まぁ無名の会社にそこまで求めるのも酷だとは思うけど。


手放しで友人に勧められるかと聞かれたら、少々辛い。

いやぁやっぱせめてメタトロンはアセンションさせて、意味深な名前と外見と嗜好のルシフェルは堕天させてくれるぐらいサービスしたって良かったでしょうよ。




関係性にものすごい展開があったわけではないので、勿論今までの妄想設定で続けていく人もいるでしょうし、もともと同人なんて妄想だからそれはそれで構わないと思うのです。
ただ、私はなまじ、発売後は発売後設定でしか描かないと決めていたから、逆に辛い。

二次創作の同人っていうのは、自分の好きなBLとシチュエーションを、公式のキャラやストーリーと上手く擦り合わせて行くものだと思っているので、そこにおいて必然性ってものがとても重要なんではないかと考えたりするわけです。
だから、どのキャラでもできるテンプレ展開は正直あまり意味がないというか、必然性がないと思ってしまう。
その作品のそのキャラでやる必然性がないなら、オリジBLで描けばいいのだし。

発売後のエルシャダイで描く必然性が果たしてあるのか。
春の原稿含めまだ形にしてないネタは結構あるのですが、発売前の妄想設定ネタの漫画を、果たして描く必然性があるのか。
発売前と言う免罪符の元、妄想設定だらだらでも臆面なく描いていたわけでして、発売されたならば、あくまでその原作に従った上の妄想設定で描くべきだなどとは思う。


でもそれが正直ちょっときつい。
アークエンジェルとか堕天使絡みの部分なら萌えられるんだけども、それ以外で人間ってものの気配を感じられなかったからかな。
ルシフェルは天使だし価値観も考え方も違って構わないんですが、イーノックにあまりに感情移入できなかった。
PVやキャラ説明から、話を聞かないとかドヤァとか無鉄砲とか、心が清らかとか書記官だから礼儀正しいけどムキムキとか、ムキムキなら良く食うんじゃないの?とか膨らませながらキャラを確立させていった訳ですが、結局それ以上のものは何も提示されなかったものな。
提示されなかった±0なら兎も角、あれだけムービー挟みつつ全く無言と言うのは、むしろ否定されてマイナスになった気さえする。
アートワークスのインタビューや資料集の小説では喋っているから、というかまずそこに、よく解るし感情の伝わる会話、があるから入り込めるし良いんだよな。なぜそれをゲーム内で出さなかったのか。
本編であれだけ語られてないと、アークエンジェル近辺を掘り込んでも所詮捏造が強い意識は抜けないと思うし。
設定だけ借りた捏造っていうのはもうやり尽くしたからさ、だからストーリーや新情報に則したものを描きたいと思って待っていたんだ。


ゲームはエルシャダイと言うコンテンツのごく一部に過ぎないんだと、思えばそれはそれでありなんですが、でもやはりまずゲームありきだったと思うから。いくら周辺の書籍や続編で補足されようとも、ゲーム単体だけでで十分理解納得できない作品であるなら、やはり擁護はできない。

私も昔FFⅩのアルティマニアΩの設定集見てゲームデザイナーを夢見たなんて事があるので、物語の世界の補足や、それができるまでの経緯、隠れた裏話なんかにはすごくわくわくする。
でも、それは実に良い本作があってこそのものだと思うんだ。
本編のゲームに入り込めたからこそ、本筋には必要ない裏設定とかどうでもいいような豆情報を知るだけで、楽しくなっちゃう訳じゃない。




もしかしたら単に反動でネガってるだけかもしれないけども、正直一通りクリアしたシャダイから妄想できるかと訊かれたら、今はできない。
真エンドが解禁されるなりルシフェルと戦えるなりすれば話は別なんだけどなぁぁ。

ソフトもサントラも資料集もアートワークスも原画集も売る気はありませんけども。元より今まですごく楽しませてもらったのは本当だから、別にお布施でも構わない。


ただし、本当にすみません、大問3に行ける気がしない。
仮に一般参加でもしたとして、同人として楽しめる自信がない。

今後のイベントについても同様です。まだ暫く考えますが。
夏コミに再録本出すかどうかも未だわかりません。仮に要望があれば出すかもしれません。

新刊に期待して下さった方がもしもいらっしゃったら本当にすみません。
でも、多分今なにか描くのは無理だ。
少し泣いたよ。



 



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